手先をたくさん動かし頭を使うパズル遊び。
2歳ごろになると、やらせてみたいおもちゃの1つですよね!
でも、
「やらせてみたけど、うちの子全然パズルができない・・・」
「パズルが苦手そうな場合、どうやって教えたらいいのかな?」
「パズルが好きになってもらう方法ないかな?」
こんな風に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事は、以下のような内容になっています。
・おすすめのパズル
・パズルができるようになるおもちゃ
・パズルの効果
きっとパズル遊びについて悩んでいるママやパパの解決策が見つかると思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【2歳】パズルができない!おしえかたのコツは?
2歳向けのパズルができなくて、うちの子は集中力がないのかな・・
なんて不安になられているママ、安心してください!
パズルが苦手なお子さんには、以下のことを一緒にやってみましょう。
・最後の1ピースをはめてもらう
・できたら一緒に喜ぶ
2ピースのパズルからはじめる
2歳だからといって2歳向けの何ピースもあるパズルを選ぶ必要はありません。
まずはかんたんな2ピースからやってみましょう。
むずかしいパズルをやって、
「できない=きらい」
という風になってしまわないようにするためです。
かんたんなパズルを何度もくりかえしやってみて、何度も「できた!」を体験させてあげることが大切です。
2歳向けのパズルは全然できなくて・・・
まず2ピースのパズルで何度もパズルのはめ方を練習しました。
コツをつかんだら、そこからはどんどんできるようになりました!
ピースを増やすときはあせらずに、2ピースから4ピースと少しずつステップアップしていきましょう。
最後の1ピースをはめてもらう
「苦手・嫌い」を「楽しい・好き」にかえるには、何度も成功体験をすることが重要です。
以下のような方法をとってみてください。
何ピースのものでもかまいませんので、あと1ピースで完成するところまで作り上げます。
②最後の1ピースをはめてもらう
お子さんに最後の1ピースをはめてもらい、パズルを完成させてもらいましょう。
そうすると、
「自分ではめられた!」
「パズルが完成した!」
という気持ちになり、少しずつ楽しんでくれるようになります。
このような小さな成功体験を積み重ねることで本人の自信につながってきます。
自分が完成させたと思ったらどんどんやる気になったようで、今ではパズルに夢中になって取り組んでいます。
1ピースだけでもはめられた嬉しさが自信になったようです。
できたら一緒に喜ぶ
お子さんがピースをはめられたり完成できたら、たくさんほめてあげましょう。
そして
「やったねー!うれしいね!」
と一緒に喜びましょう。
ママやパパが喜んだり楽しんでいると、楽しかったからまた一緒にやりたい!と思ってくれるようになりますよ。
かんたんなことですが、ママやパパの声かけでお子さんの行動は変わってくるものです。
できなくて不安や心配になるよりも、できたことをたくさん一緒に喜びましょう!
できたときはもちろん、できなかったときでも
「がんばってやっていたね!」
「次はできるよ!」
と声かけするようにしています。
すこしでもモチベーションが高まるよう工夫しています。
パズルが好きになる知育おもちゃ
ほかの知育おもちゃを使って「1人でできた!」の成功体験を与えるのも、パズルが好きになる方法の1つです。
パズルを好きになるきっかけになる、おすすめのおもちゃを紹介していきます。
【型はめパズル】
まずは色々なかたちを型にはめていく練習からやってみましょう。
2つのタイプのおもちゃを紹介します。
アンパンマン NEW まるまるパズル
こちらは丸や四角やお花などのパズルパーツがあり、色もカラフルで視覚も楽しいおもちゃです。
パズルパーツは12種類と豊富なので、形の認識をする練習にはとてもぴったりです。
まずは立体パズルで、パズルの楽しさを感じてもらいましょう。
まず、パズル遊びは楽しいと思って欲しくて大好きなアンパンマンのこちらのパズルを買いました。
正しいところにはまると楽しいのが分かったみたいなので、平面パズルへの第一歩になりました!
10. アンパンマンまるまるパズル
4種類の色、12種類の形☺️本体が球体だから、クルクル転がして同じ形の穴を探して遊ぶよ‼️ただ、プラスチック製だからどうしてもガシャガシャ音が…😂思ってる3倍うるさい😂
1歳なる前は掴める玩具として遊び、型はめとして遊べるようになったら夢中で取り組んでる✨ pic.twitter.com/TIkkFB3dk7
— みちャ ® 2ʏ11м & 1ʏ2м✩. (@demixoxo712) April 27, 2020
ボーネルンドオリジナル ピックアップパズル
つまみのついた型はめパズルです。
まずはかんたんな形からチャレンジし、型にはめる達成感を感じられるといいですね!
ピースの向きをクルクル回しながらはめる練習にぴったりでした。
最初はなかなかできなくても、じっくりやっているうちに全部できるようになりました。
くもんのジグソーパズル STEP0 はじめてのパズル はめ絵
こちらは①〜④のシートがあり、④になるに連れて形が複雑になっていきます。
つまみをもってクルクルしながら向きをあわせていきます。
最後のシートはつまみがないピースになっているので、ジグソーパズルの感覚に近い練習ができますよ。
最初は丸や四角などかんたんな形ですが、最後はけっこう難しい形です!
それができるようになってから2ピースのパズルへの入りがスムーズでした。
型はめパズルについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
【絵合わせ】
次は絵をつくりあげる練習ができる、絵合わせのパズルを紹介します。
1つずつ組み合わせて絵が完成する感覚を覚えましょう。
キューブパズル 9コマ
9個のキューブを使って絵を合わせるパズルです。
もとの絵を見て、全体を想像しながら作るのでちょっぴりむずかしくなります。
お子さんができなそうであれば、声をかけながら協力して完成させてもいいですね。
そのときは一緒に喜んで楽しみましょう!
9コマすべてを使った絵合わせは4種類ありどれも可愛くて娘は夢中です。
たてに絵をならべるかんたん絵合わせなどもあり、ステップアップできる仕組みになっているのでとてもよかったです。
2歳向けおすすめパズル3選
それでは、いよいよジグソーパズルを用意して挑戦してみましょう!
お子さんの様子を見て少ないピースからはじめ、少しずつピースを増やしていってくださいね。
北星社 のりものあわせ のりものあつまれ
こちらはすべて2ピースのパズルになっています。
まずは1つのピースをもう片方のピースにはめていくことを、たくさん練習していきましょう。
とにかく乗りものが大好きなので、つかみはバッチリでした!
好きな絵がらだからなのかあきらめずに頑張ってやっていました。
まず興味をもって楽しんでもらうためには、お子さんの好きなキャラクターや絵柄のパズルを選ぶこともポイントです。
くもんのジグソーパズル STEP1 だいすき どうぶつ
先ほど型はめパズルのところで紹介した、【くもんのジグソーパズル STEP0】から1つステップアップした商品になります。
2ピースのパズルから6ピースのパズルまで、全部で8枚のパズルが入っています。
少ないピースのパズルからはじめ、だんだんと多いパーツのパズルにチャレンジしていきましょう。
むずかしいパズルができるようになるに連れて、達成感を味わうことができますよ。
今日はくもんのジグソーパズル、8種類すべてに取り組めた! まだまだ、かなりの補助つきだけど😅
いつもは集中力続かなかったのに、全部完成しただけでもすごい! pic.twitter.com/oinqSMlD3s
— はるママ@2歳♂️知育.絵本.英語 (@pbook_chiiku) December 27, 2020
2歳であまり集中力がないな〜と思っていて、まずはかんたんなstep1からはじめました。
絵をあわせていくことを理解でき、パズルを完成させられたことがとっても嬉しかったようで、それ以来できるたびに見せにきてくれます♪
くもんのジグソーパズル STEP2 なかよしどうぶつファミリー
こちらは9ピースのパズルから20ピースのパズルまで、全部で4枚のパズルがはいっています。
STEP1よりピースが増えてちょっぴりむずかしくなっていますね。
1度コツをつかむと、そこからどんどんできるようになっていくパターンが多いです。
STEP1が完成できるようになったら、ぜひこちらにもチャレンジしてみてください。
くもんのジグソーパズルをSTEP0からはじめて、今はSTEP2まできました!
はじめは本当に時間がかかって本人もイライラしたりしていて・・・
でも自分でピタッとはめられた瞬間があり、コツをつかんだところからどんどんできるパズルのピースが増えていきました!
お子さんが投げ出しそうになったら、またかんたんなパズルにもどったりしてみましょう。
なるべく楽しみながらステップアップしていける工夫をしてあげるのも、パパやママの大切な役目です。
2歳のパズルは知育効果バツグン!?
「パズルはよく手先を使うから器用になりそう」
「じっくり考えるから集中力がつきそう」
という知育効果はなんとなく想像がつきますよね。
実はこんな知育効果もあるんです!
・観察し情報をまとめる力がつく
・論理的な考え方ができるようになる
少しむずかしい言葉もありますので、1つずつ詳しく説明していきます。
空間認識力がつく
空間認識力とは、
「物の大きさ・形・向き・位置関係・速さなどをすばやく認識する力」
です。
いくつもの複雑な形のピースを正しい位置にはめていくパズルは、空間認識力を高めるのにもってこいの遊びです。
空間認識力がつくと、ボールをキャッチしたり、絵が上手になったり、地図が読めるようになったりしますよ。
観察し情報をまとめる力がつく
パズルのお手本をみて、たくさんのピースの中から正しいピースを探しだすことはとても頭を使う作業です。
そこから、ピースの上下・裏表・色などを見て「これかな?」と考えながら判断し、パズルを完成させていきます。
「ピースを観察する・選ぶ・正しいところにはめる」
という作業を繰り返していくことで、目で見たいろいろな情報を頭の中で1つにまとめる力がついていきます。
ななころ取手では気分転換に
パズルもやっています(^^)
ジグソーパズルは知覚統合といって、
目で見た情報を取り込み、全体を意識しながら部分を関連付けて意味あるものにまとめ上げる能力が
向上するそうですよ(*^^*)
ジグソーパズル久しぶりにいかがですか(^^)?#茨城 #取手 #取手市 #パズル pic.twitter.com/oGwvEiGqEm— ななころ取手 (@nanacoro_toride) May 29, 2019
息子は目でみて何かを探すのが得意です。
たとえば図書館で本を探したりするのがとっても早いですね。
2歳前後で積極的にパズルを取り入れていたので、こういった効果が出ていると思っています。
論理的な考え方ができるようになる
論理的な考え方とは、
「どうやったら早くできるだろう?」
「こうやってやったら分かりやすいかな」
「これを最初にやって次にこれをやれば完成するな」
など物事の完成や解決に向けて、計画のようなものを立てて行動できるということです。
パズルはどのように完成させるかを考えてやる必要があるので、何度もくりかえしながら学んでいけるのです。
娘は複数のことを同時に行うことが得意だと思います。
2つの物事があっても、どのように進めていけば両方終わるか理解しているようです。
小さなころからパズルを一生懸命に遊んでいたので、きっとその結果が今でていると思います。
論理的な考えができると、言葉を話すようになったときに自分の気持ちをはっきりと伝えたり相手の気持ちが理解できるようになります。
パズルを通して養いたい力ですね。
まとめ
今回の記事では
「2歳でパズルができない!」
というお子さんが、パズルができるようになる方法やサポートしてくれるおもちゃ、そしてパズルがもつ知育効果をご紹介しました。
パズルをおしえるときのコツはこちらでした。
・最後の1ピースをはめてもらい達成感を味合う
・できたら一緒に喜ぶ
パズルが好きになる知育おもちゃはこちらでした。
・絵合わせ
2歳向けのパズルはこちらでした。
・くもんのジグソーパズル STEP1/STEP2
パズルの知育効果はこちらでした。
・観察し情報をまとめる力がつく
・論理的な考え方ができるようになる
なかなか上手にできないお子さんでも、あせらずにかんたんなステップをしっかりとふんでいくと、少しずつできるようになっていきます。
パズルはたくさんの知育効果があるので積極的に取り入れることをおすすめします!
周りのお子さんと比較せず、お子さんの成長と向き合いながら楽しめるといいですね。
今回の記事が、どのようにパズルをおしえていいか分からなかったママやパパの解決策になったら嬉しいです。
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