最近では、幼児期から受講できる通信教育もいろいろありますよね。
幼児期からできる通信教育のうちのひとつに、モコモコゼミがあります。
でも、
「モコモコゼミってどんな教材?」
「モコモコゼミを受講してる友達っていないから、評判や口コミを知りたい。」
「こどもちゃれんじやポピー以外の通信教育も検討してみたい。」
って、思ったことありませんか?
この記事では、モコモコゼミの特徴や教材内容、評判や口コミなどをお伝えしていきます。
モコモコゼミを受講しようか検討しているママは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
モコモコゼミの目指すレベルや、子どもに受講させたい教材かどうかがわかるはずですよ。
モコモコゼミってどんな教材?
皆さんはモコモコゼミってどんな教材かご存じですか?
引用:モコモコゼミ公式HP
私は初めて聞いたよ。
友達にもやってる子いないし。
HPもかわいいし、かんたんなレベルの教材じゃない?
モコモコゼミについてひとことでいうと、ズバリ
HPこんなにかわいいのにハイレベルなの!?
本当かなあ?
どんな教材なのか知りたくなってきたよ。
まずはモコモコゼミの教材の特徴について説明していくね。
モコモコゼミの主な特徴は次の3つです。
・らせん型カリキュラムで少しずつレベルアップ
・年長コースは通信教育の中でも最高難易度
「こぐま会」教材による幼児通信教育
将来、小学校・中学校受験を目指すことを考えているママはチェックすべき通信教育です。
モコモコゼミは、「こぐま会」教材による幼児通信教育です。
こぐま会は、小学校受験のための幼児教室を開講し、難関小学校へ多くの合格者をおくりだしています。
加えて、「ひとりでとっくん」シリーズなどの幼児教材でも有名です。
またモコモコゼミは、中学受験の名門進学塾である「SAPIX」の通信教育とも連携しています。
小学校・中学校受験につよい「こぐま会・SAPIX」がタッグをくむことで、受験を視野にいれたハイレベルな教材が提供できるのです。
将来受験を目指しているけど、幼児教室が近くになかったり、通う時間のないママにとっては、嬉しい通信教育です。
らせん型カリキュラムで少しずつレベルアップ
ハイレベルな教材ですが、1・2歳の頃からハイレベルな学習をしていく教材ではありません。
らせん型カリキュラムとは、同じことをレベルをあげならくり返し学習していくことです。
たとえば、“大きさくらべ”の問題があったとします。
【1歳】
・いちばん大きいものに〇をつける
・いちばん小さいものを〇をつける
【2歳】
・2ばんめに大きいものに〇をつける
・〇をつけたものより小さいものに〇をつける
2歳では順位や比較についても考えないといけないから、1歳よりレベルがあがっているね。
このように、前に学習したことが、次に学習することの土台になっていき、より難しいレベルの問題も解けるようになる力がついていくのです。
年長コースは通信教育の中でも最高難易度
年長コースにもなると、小学校受験にも出題されるような難易度の高い問題になってきます。
たとえば、こちらの問題です。
引用:モコモコゼミ公式HP
・“こうかんのやくそく”をもとに、1問目をとく
・“こうかんのやくそく”と1問目の答えから、2問目をとく
これは確かに難しい。
いきなりできるようにはならないよね。
受験するなら、少しずつ準備していかないといけないね。
私もはじめこの問題をみたときはビックリしたよ。
でも、先に紹介したらせん型カリキュラムで少しずつ学んでいけば、このような問題も解けるようになるんだね。
年長コースになるとほかにも、
・しりとり
・すごろく
・お話づくり
など、思考力や表現力を鍛えることができるカリキュラム構成になっています。
年長コースでは、問題文がとてつもなく長いものもあります。
かなりの理解力・思考力が必要とされます。
知識の詰め込みというよりは、たくさん考えて、脳がきたえられそうな気がします。
受験を目指す子たちと同じレベルの思考力や表現力をつけていきたい方にもおすすめな教材ですね。
各コースの受講費・教材内容は?
モコモコゼミの受講費や具体的な教材内容も気になりますよね。
かんたんに説明していきます。
詳しくはモコモコゼミ公式HPを確認してみてくださいね。
各コースの年齢・受講費は?
モコモコゼミの各コース・受講費(いずれも税込価格)はこちらです。
コース名 | 対象年齢 | 税込価格 | モコモコちゃんねる |
プチコース | 1~2さい | 1,408円 | |
プレコース | 2~3さい | 2,662円 | +1,078円 |
年少コース | 3~4さい | 2,662円 | +1,078円 |
年中コース | 4~5さい | 2,662円 | +1,078円 |
年長コース | 5~6さい | 2,662円 | +1,078円 |
かんがえるさんすう (算数強化トレーニング) |
幼児・小学生 | 1,628円 |
受験を目指すために幼児教室(月15000円~)にいくことを考えたら、お手頃価格ですね。
毎月届く教材の内容は?
毎月届く教材の内容を紹介していきます。
【1~2さい:プチコース】
・パズル
・ぬりえ
・モコモコシール
・出席簿
【カード教材】
動物などのかわいいイラストのカードを使って、ことばやそのものに関すること(鳴き声など)を覚えていきます。
また、カードを見せてみてそれを隠し、「どんなカードがあった?」というようなクイズをだしたりして遊びます。
引用:モコモコゼミ公式HP
【パズル】
見やすくかわいらしいキャラクターのパズルで、1・2歳でも楽しく取り組めそうですね。
引用:モコモコゼミ公式HP
【ぬりえ】
ぬりえの内容も、プチコースはかんたんです。
コースがあがるごとにレベルが少しずつあがっていきますよ。
引用:モコモコゼミ公式HP
ぬりえは年長コースまでずっと続きます。
1・2歳から取り組むことで、集中力が身についたり、指先のトレーニングにもなっていいですね。
【モコモコシール】
教材を全部取り組むことができたら、出席簿にシールをはります。
引用:モコモコゼミ公式HP
【出席簿】
引用:モコモコゼミ公式HP
かわいいシールをはりたいからがんばるね!
モコモコゼミのほかに、1歳の通信教育におすすめのものをこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2さい~:プレコース~年長コースまで】
プレコースより、冊子教材・学習の手引き・モコモコちゃんねるなどが新たに教材に加わります。
・付録教材
・ぬりえ(はさみ切り)
・学習の手引き
・チェックシート
・モコモコシール
・出席簿
・モコモコちゃんねる(オプション)
引用:モコモコゼミ公式HP
引用:モコモコゼミ公式HP
モコモコゼミは特に、図形問題やパズルなども多いので、苦手な子が多い算数分野にも小さいうちから慣れていくことができますよ。
【学習の手引き】
問題を解くときに、ママがどのように子どもに教えたらいいのかが詳しく解説されています。
引用:モコモコゼミ公式HP
【チェックシート】
ママ用のチェックシートです。
問題ができたかどうかをこのシートにチェックしておきます。
問題ができるようになるまで、何度もチャレンジできますよ。
引用:モコモコゼミ公式HP
【モコモコちゃんねる(オプション教材)】
冊子教材に連動している、動画配信サービスになります。
問題を読んだり、答え合わせまでキャラクターがしてくれます。
引用:モコモコゼミ公式HP
子どもが1人でとりくめるから、忙しいママにも嬉しいサービスですね。
かんがえるさんすう(算数強化トレーニング)
算数を強化したい子むけの、1年間のトレーニング教材です。
幼児でも小学生でも受講できます。
内容は、四則演算(たし算・ひき算・かけ算・わり算)をマスターできるレベルになります。
引用:モコモコゼミ公式HP
こぐま会の久野先生が、中学受験を目指す子むけにつくった渾身の秘蔵教材とのことです。
算数をはやいうちにマスターしたい方は、公式HPで内容をぜひチェックしてみてください。
評判・口コミは?
実際の評判や口コミ、もちろん気になりますよね。
評判や口コミについて、主なものを3つを紹介します。
・学習の手引きがいい
・年中コースまではかんたん
キャラクターがかわいい
教材にでてくる絵やキャラクターがかわいいと、子どももママも楽しくなりますよね。
反対に、教材の絵やキャラクターがイマイチだと、手にとるのをやめようかと思うこともあるのではないでしょうか?
モコモコゼミのキャラクターはこちらです。
引用:モコモコゼミ公式HP
メインキャラクターは犬のモコさんです。
そのほかの動物たちも、とってもかわいいですね。
こんなにかわいい動物たちがたくさんでてくる教材であれば、子ども・そしてママも楽しく取り組めるはずですよ。
下姫(年々少)用のモコモコゼミが届いた。
年少以降もキティちゃんじゃなくなったけど、これはこれでかわいいと思うよ🙂 pic.twitter.com/vPn1pwbNhf— hd (@miedaraha) April 1, 2020
学習の手引きがいい
子どもが問題に取り組むときに、どのような声かけをしていったらいいか迷うときがありますよね。
そんなときにママを助けてくれる「学習の手引き」がいいという口コミが多くみられました。
実際に幼児教室を開講しているこぐま会教材ということもあり、子どもへの声かけのヒントをたくさんもらうことができますよ。
モコモコゼミをいいなと思ったのは内容ももちろん親に対して学習の手引きがあること。「概念を理解すること」「ゆくゆくは」「ぜひ実物を」「理由を聞くことは」等、そういう情報どんどん欲しいと思いながら読んだ
— みのん (@mushishisshi) April 6, 2021
手引きに沿って子どもに声かけすることで、どんどん思考力がのびていきそうですね。
年中コースまではかんたん
年長コースは最高難易度のモコモコゼミですが、意外にも年中コースまでかんたんという口コミが多くみられます。
年中までは簡単な問題とある通りで易しいな…年長からの難易度up半端ないみたいだけど、進級してすぐに解ける…のかな?
— ゆうみ🏠最近ノマド (@coo12450) August 1, 2020
こんなにかんたんでいいの?と思うかもしれませんが、これはモコモコゼミの戦略です。
年中コースまでは、子どもが楽しく机で学習することを習慣づけることが優先されています。
また、らせん型カリキュラムで少しずつ、年長コースの難しい問題を解く力がつくように考えられていますよ。
私が風邪っぴき🤧な新年度初日!
最近朝がぐだぐだだったけどなんとかがんばる舎とモコモコゼミできた!モコモコゼミは娘には易しいから机に座る習慣付けには良いかも🤔
— おかさん🌻ゆるゆる子育て (@tJwkpn4VMNhzXWW) April 1, 2021
受講するうえで注意したいことは?
モコモコゼミを受講するうえで、次のことにはぜひ注意しておきましょう。
・生活面などの学びはない
・分量が少ない
それではひとつずつ説明していきます。
年長コースからの受講では難しい
「年長になったし、なにか通信教育を始めるのにモコモコゼミを始めてみようかな。」
というような始め方はおすすめできません。
5~6歳むけの年長コースは、ほかの通信教育に比べても最高難易度のレベルです。
年長コースからモコモコゼミを始めると、問題が難しいので子どもが嫌になってしまう可能性があります。
モコモコゼミを始めるならぜひ少しでもはやいうちから受講し、問題を解く力を少しずつつけておいたほうがいいでしょう。
モコモコゼミの年中とプレの4月号をそれぞれお試し👦👧
プレ:問題を解くことに慣れてないので少々苦戦。ちょうどいいかも。
年中:易しすぎたけど、同封されていた年長コースの例題がエグい。続けることでアレが解けるのなら…ゴクリ— なー(4y👦2y👧) (@NaaaLog) April 3, 2021
生活面などの学びはない
「通信教育で、生活習慣など勉強以外のことも学ばせたい。」
と考えているママには、別の通信教育にする・または併用することをおすすめします。
歯磨きやトイレトレーニングについて教材で学んだり、あいさつや相手の気持ちなどを学んでいくような教材ではありません。
あくまで、“勉強”に重きをおき、問題を解く思考力をきたえていく教材です。
通信教育で勉強だけでなく、生活面やこころについてもバランスよく学ばせたい場合は、こどもちゃれんじやポピーの受講をおすすめします。
こどもちゃれんじについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
ポピーについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
分量が少ない
「毎日たくさんの問題を解かせたい!」
と考えているママは、モコモコゼミでは問題の分量は不足してしまいます。
もっとたくさんの問題を解かせたいママは、オプション教材のもこもこチャンネルを併用したり、市販の教材でカバーすることをおすすめします。
分量が少ないので、割高に感じてしまいます。
分量が少ないので問題はコピーをとっておいて、何度も解けるようにしていますよ。
こぐま会とサピックスのモコモコゼミが4月号無料だったので、プレ(2~3才)から年長までと、さんすう特化コースをとりよせてみた。
喜んでやってたけどプレは一瞬で終わったな…良問だけどボリュームが少なめ。次女はなんか知らないけどガンガンワークやってるので量が欲しいのでものたりない— みゆゆ🐰主婦ブロガー (@miyulite) April 9, 2020
がんばる舎のプリント教材であれば、低価格にもかかわらず約1日1ページの分量があります。
この記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
モコモコゼミはどんな教材かひとことでいうと、
・らせん型カリキュラムで少しずつレベルアップ
・年長コースは通信教育の中でも最高難易度
コース名 | 対象年齢 | 税込価格 | モコモコちゃんねる |
プチコース | 1~2さい | 1,408円 | |
プレコース | 2~3さい | 2,662円 | +1,078円 |
年少コース | 3~4さい | 2,662円 | +1,078円 |
年中コース | 4~5さい | 2,662円 | +1,078円 |
年長コース | 5~6さい | 2,662円 | +1,078円 |
かんがえるさんすう (算数強化トレーニング) |
幼児・小学生 | 1,628円 |
【プチコース】
・パズル
・ぬりえ
・モコモコシール
・出席簿
・付録教材
・ぬりえ(はさみ切り)
・学習の手引き
・チェックシート
・モコモコシール
・出席簿
・モコモコちゃんねる(オプション)
・学習の手引きがいい
・年中コースまではかんたん
・生活面などの学びはない
・分量が少ない
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