最近、幼児期から子どもに英語を学ばせる方が増えていますよね。
でも、
「幼児期から子どもに英語を学ばせる必要性って本当にあるの?」
「幼児期から英語を学ばせることで、なにか日本語によくない影響があるんじゃないかな?」
と思ったこと、ありませんか?
この記事では、幼児教育における英語学習がなぜ必要なのかを説明していきます。
また、幼児期から英語学習をしてきた子どものママたちの体験談や、幼児期の英語学習における注意点についてもご紹介します。
子どもに英語を学ばせたようか迷われているママたちに、英語学習を始めるきっかけとなれば嬉しいです。
幼児教育における英語学習の必要性って本当にあるの?その理由3つ
幼児期における英語学習の必要性の有無については、さまざまな意見があります。
私は、幼児教育における英語学習の必要性はあると考えています。
なぜそう考えるのか、主な理由は次の3つです。
・小学3年生から学校で英語が必修となる
・さまざまなこと・人を受け入れる力が身につく
幼児期は言語習得能力が高い
大学生で留学して英語を話せるようになる人もいますよね?
どうして幼児期から英語を勉強する必要があるの?
さまざまな仮説がありますが、言語の習得に適する年齢は9歳頃までとされています。
その年齢を過ぎてしまうと、言語を習得をするのが非常に難しくなります。
幼児期から英語を聞くことによって、耳から入ってくる英語の音をそのまま正しく聞くことができる「英語耳」を育てることができるんですよ。
また幼児期は、聞いたコトバの音をそのまま再現する、つまり“マネする”能力にもたけています。
よって、大人になってからでは聞き取り・発音が難しい“r”と“l”の発音なども、幼児期であれば苦労することなく身につくのです。
確かに、子どもは1歳頃から少しずつ言葉を話しはじめ、3・4歳頃では自然と上手に日本語を話せるようになりますよね。
幼児期は言語を習得しやすい時期なんですね。
大人になってから英語を頑張って学習しようとしても、発音も難しいしなかなか上達しません。
早くから英語を学習しておけばよかったと後悔しています。
小学3年生から学校で英語が必修となる
私の頃は英語は中学生から学校で習いましたよ。
本当に小学生から英語の授業が始まるんですか?
2020年から、小学3年生から英語が“外国語活動”として必修化されています。
小学校から始まる英語学習に後れをとってしまうと、子ども自身が英語に苦手意識をもつことも考えられます。
幼児期から少しずつ準備をしておいたほうがよさそうですね。
低学年から英語の授業が始まる小学校もあるそうですよ。
小学校からプログラミングの授業も始まり、キーボードのローマ字うちもするようになるので、アルファベットなどがわかっていると楽ですよ。
また、大学入学共通テストでは、リーディング:リスニングの配点が、100点ずつという1:1の比率になっています。
リスニングの問題では、1回しか読まれない問題もあるんですよ。
私たちの受けた大学入試センター試験は、リスニングの問題は少なく、配点もごく僅かだったので驚きです。
かなり高度なレベルの英語の実力を試されるんですね。
さまざまな文化・人を受け入れる力が身につく
外国人の方と話すときは、なんだか緊張してしまいます。
日本で育つと、外国人の方や外国の文化と接する機会はそう多くはありません。
しかし、英語を学ぶことで、英語を話す人とコミュニケーションをとったり、英語を話す人たちの文化に触れることになります。
幼児期から英語を学ぶことによって、日本以外の国の文化や人たちにも関心をもち、受け入れていくのです。
日本における外国人の人口は、2013年から2019年まで増え続けてきました。
外国の方とコミュニケーションをとっていくことは、これから増えていくでしょうね。
幼児期から英語学習してどうなった?ママたちの体験談をご紹介!
幼児期から英語学習をしてきた子どもたちの成果や、その後どう英語に取り組んでいるのか知りたいです。
ちょこ自身の体験談と、お友達のママたちにも実際にお話を聞いてみました。
今回ご紹介する子どもたちの成果はこちらです。
・英語を楽しめている
・外国人と進んで意思疎通しようとする
発音がいい
幼児期から本物の英語に触れていると、ネイティブに近い発音も苦労せず身につくようです。
幼稚園の年少クラスから、週1回アメリカ人の先生の授業があり、歌や簡単なゲームなどで英語に親しみました。
子どもは、聞いたままの英語をマネするので、発音は大人顔負けです。
保育園で週に1回、アメリカ人の先生が来て、英語の遊びや歌を歌ったりする授業がありました。
発音が良すぎて子どもが何と言っているのか分からないこともありました。
英語を楽しめている
幼児期に英語を楽しく学べた子どもは、小学校に入ってからも英語の学習を楽しめているようです。
小学校にあがってからも、英語は楽しいものだという認識で授業に取り組めているので、幼少期に英語に触れていてよかったと思います。
保育園で英語が楽しく学べた経験が生きているようで、小学生で英語の授業が始まってからも、英語に対して拒否反応などはありませんよ。
私はディズニー英語システムを中古で購入し活用しています。
0歳のときからお気に入りの歌があってその歌を聞くたび大喜びでした。
1~2歳向けの英語版「箱の中身はなんだろな」がおすすめで、親子でコミュニケーションをとりながら楽しく学べますよ。
英語を小さいころから楽しく学ぶということが大切なんですね。
いま1歳半だけど、英語の単語、10個くらい言えるよ!
「crap your hands!」って言われたら手もたたくよ!
だって、ママが英語で歌ってくれたり、英語で絵本も読んでくれたりするし、英語って楽しいからね!
外国人と進んで意思疎通しようとする
幼児期から英語を学ぶ機会があると、なんとか外国人とコミュニケーションをとろうと頑張り、それがごく自然なことになるようです。
幼稚園に来てくれていたアメリカ人の先生は、一切日本語を使わないので、子どもたちは身振り手振りも取り入れて、先生と意思疎通しようと一生懸命でしたよ。
娘はプリスクールに週3回ほど通っています。
たまたま公園に遊びにいったとき、娘とアメリカ人の子の二人しかいない状況でした。
英語の意味がすべてわからずとも、二人で「come on!」「catch me!」などの簡単な英語や動作でやり取りをしながら、遊んでいましたよ。
英語が話せなくてもなんとか相手とコミュニケーションをとろうとするのは、子どもならではですね。
大人は、英語が話せないとコミュニケーションがとれないと思ってしまいますが、子どもはそうではないんですね。
英語でコミュニケーションをとりたい!という気持ちが、英語学習意欲につながっていくんですね。
幼児期からの英語学習における注意点
これまでは幼児期からの英語学習の必要性・その成果などをお伝えしてきましたが、ここからは幼児期からの英語学習における注意点を2つご紹介します。
・英語嫌いになる
それでは、一つずつ説明していきます。
論理的思考が未発達になる
幼児期から英語学習をしていくと、日本語・英語とも習得が中途半端になり、セミリンガルになるという考えがあります。
つまり、母国語である日本語がおろそかになり、日本語で物事を論理的に考えることができなくなるというのです。
幼児期から英語学習をするときは、物事を考えるときに軸となる日本語を疎かにしないよう気を付けましょう。
どの科目を勉強するにも、仕事をするにも、やっぱり国語力は大切だと身に染みて感じます。
幼児期の英語教育も大事にしていますが、子どもには日本語できちんと物事を考え、理解する力をもたせてあげたいです。
英語嫌いになる
子どもが英語学習を嫌がっているのにママが無理強いすると、逆に子どもが英語学習を嫌になってしまうかもしれません。
子どもが英語学習を楽しめるようにしてきましょう。
子どもの様子をみながら、学習を進めていくことが大切ですね。
まとめ
幼児教育における英語学習の必要性がある理由はこちらでした。
・小学3年生から学校で英語が必修となる
・さまざまなこと・人を受け入れる力が身につく
・英語を楽しめている
・外国人と進んで意思疎通しようとする
・英語嫌いになる
幼児期からの日本語の習得はもちろん大切です。
しかし、英語を習得しやすい時期も幼児期です。
幼児期から英語を楽しむことによって、小学生からの英語学習も苦手意識がなく、楽しみながら学んでいけますよ。
英語が得意だと、将来の子どもの選択肢も増えるかもしれませんね。
コメント