この記事では、「よく笑う赤ちゃんは賢いって本当?」という疑問について詳しくご紹介します。
「たくさん笑う赤ちゃんって、頭がいいの?」
「赤ちゃんを笑わす方法ってあるのかな。」
と感じたら、この記事を読むと赤ちゃんの笑いの効果がわかりますよ。
赤ちゃんを笑わす方法もたくさん紹介していますので、参考にしてくださいね。
赤ちゃんが笑うのを見ると・・・
「なんだか癒される。」
「赤ちゃんの笑顔って天使みたい。」
「うちの子天才?!」
と、見ている私たちも笑顔になります。
でも「赤ちゃんの笑顔」って周りを和まし癒すだけじゃなく、赤ちゃんの脳が成長をしている証でもあるんです。
この記事では
・赤ちゃん笑い「段階や特徴」
・赤ちゃんを笑わせる方法
を成長段階と一緒に解説しながら、笑う赤ちゃんが賢いのかを解明していきます。
これを読むとママやパパも一緒に笑顔になりますよ!
息抜きにこの記事で育児の楽しさ感じてくださいね。
よく笑う赤ちゃんが賢い理由
「よく笑う赤ちゃんは賢いって本当?」
はい。本当です。
よく笑う赤ちゃんは賢く成長しています。
なぜなら、生まれた時の赤ちゃんは視力はほとんどありません。
最初は顔の表情筋も脳神経も発達していませんが、徐々に環境に適応しながら脳の回路を増やし、心身の発達を促すことで外部の刺激に反応するようになります。
そのため、赤ちゃんがよく笑うということは外部の刺激から、何かを学び、感じとれたから赤ちゃんが反応するのです。
赤ちゃんがよく笑うということは賢く成長している証なのですが、それだけではありません。
赤ちゃんの愛らしい表情には親しみ、安心感も伝わってくるのよね。
赤ちゃんはおしゃべりができるようになる前に、周りの人と一緒に笑い合うことでコミュニケーションの土台をつくりお互いの感情を共感することを学び始めます。
このようにたくさん笑う赤ちゃんは、いい刺激をたくさん受けシナプスの回路を増やしているので頭が良いと言われているのです。
いい刺激を与えるほど赤ちゃんの脳は鍛えられるって言うからね。
脳の神経細胞のシナプスを増やすために、赤ちゃんに愛情をたっぷり注ぎ5感を刺激しながら私たちが、赤ちゃんにたくさん笑いかけてあげるのが効果的ですよ。
そして赤ちゃんの発達時期によって笑いの段階も異なるため成長に合わせて遊びやコミュニケーションの方法をかえていくようにしましょう。
では「いつから赤ちゃんが笑うのか?」成長過程と一緒に見ていきましょう。
赤ちゃんはいつから笑う?
赤ちゃんの成長の過程によって、笑いや笑顔も段階があります。
生まれてすぐ笑う「新生児微笑(生理的微笑)」、
外的な刺激や赤ちゃんの意思で笑うようになる「社会的微笑」、
人見知りもでてくる時期になると人を選ぶように笑う「選択的微笑」の過程があります。
赤ちゃんが反応をするのを見るのは、とても幸せな瞬間ですよね。
僕のギャグで、うちの赤ちゃんは一度も笑わなかったなあ。
ましてや今はね。
うちの子思春期なんだよ。
赤ちゃんの時よりも笑ってくれないからね。(汗)
赤ちゃんの時期に、たくさん笑っておいたほうがいいですよ。
赤ちゃんが歩いたり、おしゃべりをする以前に、笑いを通じてあかちゃんとのコミュニケーションが始まっています。
生後の赤ちゃんは、
「寝る。」
「泣く」
を繰り返し過ごしているので、
「赤ちゃんは何もできない。」
「赤ちゃんは何もわかっていないのでは?」
と思いがちですよね。
でも赤ちゃんはいい刺激を受ければ受けるほど脳も感情も著しく発達するとても大切な時期だということを忘れないように過ごしてほしいです。
新生児微笑
生後まもない赤ちゃんが、もし笑うとしたら・・・
それは、新生児微笑・生理的微笑と呼ばれるもので、赤ちゃんがなにかを感じ意思的に笑っているのではなく反射的におこる微笑です。
うちの子が1か月すぎた頃、寝てるときに「にやっ」って笑うのを見たのよ。
「ええっ。赤ちゃんも夢みるの?!」
ってあの時は本当にびっくりしたなあ~。
生後2か月後を過ぎると
この新生児微笑(生理的微笑)は消えていくと言われているんですよ。
この時期を過ぎると、物の動きを目で追いかけるようになり、ク―イング(あー、おー。などの母音を使う)で声を出すようになります。
3か月目以降には、声帯の使い方を学ぶためにバブリング(喃語)が始まり鳩の声のような母音で声を出します。
このバブリングが、コミュニケーションの重要なサインです。
新生児の赤ちゃんって見ているだけで微笑んでしまいますよね。
真っ赤な顔をして泣くのも、赤ちゃんがくしゃみするのも、足をばたばた動かすのも・・・かわいかったな~。(涙)
赤ちゃんは、生後は目がほとんど見えていませんが物を見ることを学び始めます。
いろいろな音や声を聞き、聴覚を鍛え、第二の脳と言われる皮膚を刺激し愛情をたくさん感じています。
赤ちゃんは、私たちの表情や心を全身で感じながら記憶力や好奇心を伸ばし豊かな感性を育てています。
社会的微笑
新生児微笑の時期を過ぎた生後2か月後から、4か月目ごろになると・・・
赤ちゃんは、自分の意思で外の刺激に反応し笑うようになります。
この時期の赤ちゃんの笑いを、社会的微笑と呼びます。
社会的微笑は、無差別的微笑とも言われていますが神経・目の発達により赤ちゃんの意思で外の刺激に少しずつ反応をするようになります。
この時期になると赤ちゃんは生活環境にも慣れてきて本格的に5感を使っていろいろなことを学び始めます。
親しみがある顔も認識する時期なので、赤ちゃんに笑いかけたら、笑い返してくれることもありますよ。
赤ちゃんは、生後2か月目~3か月目には物を目で追ったり、ママやパパの顔も認識するようになるので、少しずつ一緒に遊ぶことをおすすめしたいです。
赤ちゃんは、
「音を聞いて反応する。」
「物の動く方向に視線が動く。」
「大人のしぐさをみて真似する。」時期です。
一番お勧めの遊びをするなら・・
「いないないばあ」をするのはいかがでしょうか。
「いないないばー」を始めるなら今でしょ!
我が家のいないないばーは、娘のお気に入りのぬいぐるみを隠してみたり、
交代でカーテンに隠れて一緒にキャーキャー騒いでましたよ。
うちは、夏は丸いうちわで顔をかくし、
冬は、毛糸の帽子で顔全部を隠して「いないないばー」をしました。
時には、バスタオルで全身かくして赤ちゃんを驚かせたりね。
ぼくは、「いないないばあー!」っていって、ママを手で隠してママが変顔して赤ちゃんと遊んでたけど、にやって笑う顔がおもしろかったなあ。
4か月ごろまでに、赤ちゃんは意識的に笑うようになり外とのコミュニケーションを楽しみ始めます。
赤ちゃんの発育は個人差が大きいので、よく観察し不安な点がもしあれば・・・
1人で悩まず、地域の発達相談の窓口に連絡をしてアドバイスをもらってくださいね。
選択的微笑
6か月をすぎ~12か月ごろになると・・・
真似をするしぐさや、外部の刺激に反応することが増えてきます。
人見知りも始まり、赤ちゃんが人を意識・区別して笑うようになるので選択的微笑と呼ばれています。
親しみのある顔を分かるようになるので、笑いかけたら笑い返してくれることも増えてきます。
でも、知らない人が笑いかけてきたら・・・
むしろ、笑うどころか泣いてしまうこともあります。
このように赤ちゃんが泣いたり、笑ったりして感情を表現するのを見て「赤ちゃんの感情がスクスク育っているなあ!」と気づける大切な時期です。
私、赤ちゃんにじっーっと見られることが良くあるんですが、
つい面白い顔しちゃうんですよね。
赤ちゃんを笑わせる方法とは
赤ちゃんが笑う時期が来る前までは、周りの人がたくさん声かけ、笑いかけをしてくださいね。
目を見て、笑って声をかけ、あやします。
赤ちゃんは、泣く・笑うの二つしかできませんがこの感情を通して周囲の環境や感情に反応しています。
まず最初に、家族で穏やかな感情で赤ちゃんに話しかけたり、絵本を読んだりして楽しい時間を過ごしてみることをおすすめします。
笑いの始まりは、雰囲気作りです。
「赤ちゃんがどうしたら喜ぶかな・・!?」
私たちがつまらないと思うようなことも、赤ちゃんは私たちを観察し、真似をしながら笑いだすこともあります。
「何をして遊ぼうか?」と迷ったら・・・
先ほど紹介した世界共通の赤ちゃん遊び「いないないばあ!」を是非してみてください。
あかちゃんの笑いのツボは違うのでオリジナルのいないないばあを作って、赤ちゃんの笑いのツボのボタンを探してみましょう。
方法は・・・
赤ちゃんは顔が好きなので、まずは親しみのあるパパやママがやってみてください。
顔を手で覆いゆっくり「いないいない」をして、「ばあ」で顔を見せて遊びます。
最初のころは、一瞬見えなくなくなったものが、また出てくる楽しさを赤ちゃんは分かりません。
でも、これを繰り返しすことで感情や、短期記憶力を育てられ「見えないものが、
実は隠れているんだ!」と徐々に分かってくるんです!
赤ちゃんが慣れてきたらいろいろアレンジして見てはいかがでしょうか。
おむつを替えるときや、ちょっとぐずったときにも
「いないないばあ!」は効果的ですよ。
例えば・・
・抱っこしながら電気をつけたり、消したりする。
・赤ちゃんと鏡をつかって、鏡の中のママが見えなくなってみる。
・ママの顔にハンカチをかぶせて赤ちゃんにハンカチをとらせる。
・いつも愛用しているものをコップや箱の下に隠してどっちに隠れているか当てさせる。
笑いは意思疎通の始まりです。
遊びながら、笑い合って赤ちゃんの心・自尊心を育ててあげましょう。
1. 音で笑わせる
赤ちゃんの聴覚はお腹にいるときから発達しています。
例えば・・・
・いろいろな人の声、音、
・動物や鳥の鳴き声、
・紙をビリビリ破る音、
・楽器の音、
・絵本から聞こえる音
を聞いて、喜んだり声を出して笑う場合もよくあります。
うちは、赤ちゃんがぐずるとビニール袋をくしゃくしゃにして
カシャカシャ音を立ててあやすと、笑ってくれました。
3分クッキングの曲(おもちゃの兵隊の行進曲)を歌うとなぜか爆笑する息子。笑いすぎて残像みたくなってる←
他の曲じゃだめなんだ、3分クッキングじゃないと。#赤ちゃん #笑う #3分クッキング pic.twitter.com/nyxQSTAFHU— 土橋友里🎼◌*◍♩♬ (@yumiki_urase) February 1, 2019
僕も、あの3分クッキングの音聞くとなぜかテンション上がるんだよね。
おもちゃで遊びながら、ご機嫌になって笑う場合もありますよね。
このおもちゃも楽しそう!
2. 体を触って笑わせる
スキンシップで、第二の脳を刺激し赤ちゃん期に一生分の愛情を伝えて一緒に笑って過ごしましょう。
両親のハグによって乳児がリラックスすることを実証
ハグによって乳児も両親も心拍間隔増加率が高まり、リラックスすることが実験的に示されました。
東京大学大学院
ベビーマッサージや、ハグ、声かけをしながら以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
・だっこしながら、ほっぺをすり合わせる。
(鏡を見ながらやるともっと楽しいですよ。)
・歌に合わせて体の部位を伝えながら、優しくマッサージする。
・赤ちゃんの肌でピアノを弾くように指で触れる。
(歌を歌いながら、楽しい気分で♪)
・赤ちゃんの肌に口をつけて、「ブーッ」と音を出して遊ぶ。
・ベロを出したり、歯を出しウサギさん顔をしたり面白い顔を見せてあげる。
・鼻と鼻をすり合わせて、体を触って笑わせてあげる。
・口でフゥーと音を立てながら、顔や体に風をあてて遊ぶ。
あやしてもらって大爆笑の赤ちゃん!
笑う赤ちゃんかわいすぎワロタwwwwww
ヤバすぎwwwwwwww
😄😄😄😄😄😄😄😄😄💕#CJ子育て pic.twitter.com/8MpkcJDbSL
— CJ社長⭐️人生逆転系インフルエンサー。人生はいつでも逆転できる! (@CaptainJacksan) July 30, 2020
絵本の読み聞かせをしながら、一緒にやってみると楽しさ倍増!
3.絵本で笑わせる
スキンシップをしながら、楽しい本で一緒に笑う方法もあります。
いくつか絵本をお勧めしますので、参考にしてくださいね。
日本で一番売られている累計700万部の絵本!
絵本「いないないばあ」はいかがでしょうか。
普段からいないないばあをやっていれば、絵本を読む時も赤ちゃんは好奇心を膨らませて見てくれるはずです。
次は、赤ちゃんとスキンシップを楽しみながら読める本です。
今日は3冊読み聞かせ📚
「いない いない ばあ」はあまり反応がないのだけれど「もこ もこもこ」は絵をじーっと見ていることが多くて「かお かお どんなかお」は読むとにこにこ笑ってくれるのでこの2冊は気に入っているのかも🥰
息子の好きを知りたいなぁ 𓈒 𓏸 pic.twitter.com/A9KI34MLaZ
— しおり☺︎2m (@2O16_1113) August 29, 2021
たまには、動画で一緒に笑うのもいかがでしょうか?!
メディアの使いすぎ、見すぎ、人工音の聞かせすぎだけは注意しましょうね。
娘が死ぬほど笑ってました😂
こっちがつられて笑ってしまいます。笑#ミニオン#赤ちゃん#笑う#大爆笑 pic.twitter.com/yVlQMjsE6T— 江戸川区らぼんど食堂 (@BondPizza) January 29, 2021
4.お風呂で遊ぶ
赤ちゃんはリラックスしているときに笑うと言われています。
しかも赤ちゃんは「水の中が大好き」です。
お風呂の時間になったら、歌を歌いながら楽しい雰囲気で「お風呂大好きな子」にしてしまいましょう。
部屋でもお風呂でも遊べる動くおもちゃもありますよ。
日本グッドトイ賞受賞品 (生後6か月以降)
5.ペットとすごす
お家で猫や犬を飼っているご家庭は、赤ちゃんが笑う機会がもっとあるかもしれませんね。
ペットの声や、動きやしぐさをみてあかちゃんはどんなことを感じているのでしょうか。
親しみがある家のペットと、一緒に遊びながら笑顔になることもあります。
いないないー
ばぁー pic.twitter.com/MjClBf7M28
— フクロモモンガ大好き‼️ (@rSnPT3Lpf5y7aAz) August 31, 2021
親しみのあるペットとの「いないないばあ!」で
赤ちゃんもご機嫌です。
とてつもなく癒された pic.twitter.com/pwpHYXky4g
— クソワロ大全集 (@kokoro_odoru_1) August 4, 2021
6.お兄ちゃん、お姉ちゃんと遊ぶ
赤ちゃんは、みんなの声を聞いて育っています。
兄弟がいればお兄ちゃんやお姉ちゃんが面白い顔をしたり、あやしてあげると赤ちゃんは親しみを感じ、自然と真似をしたり、笑い返してくれるでしょう。
おにいちゃんや、お姉ちゃんがあやして
赤ちゃんが笑う瞬間を増えると雰囲気も和みますね。
昨日は超ご機嫌(^0_0^)
こんなに笑ったの初めてかも#沖縄県 #沖縄女子 #赤ちゃん #笑う pic.twitter.com/DiPOOxFDlG— 一樹がじゅまる88 (@QmnWsh6DVo7WRIi) September 15, 2020
特に、一緒に笑うと幸せ感が倍増するんだよなぁ。
まとめ
今回は、「よく笑う赤ちゃんは賢く育つ?!笑う段階や、笑わせる方法も紹介」について説明しました。
まとめは以下の通りです。
笑う赤ちゃんは賢いです。
その理由は、赤ちゃんの脳はいい刺激を与えることで脳の発達を促すことができるからです。
外からのいい刺激を受けて育った赤ちゃんは、話したり、歩いたりする以前に、「泣く」「笑う」の感情表現を使い、コミュニケーションを学びはじめ、さまざまなことを吸収します。
赤ちゃんの笑いの段階も参考にしてくださいね。
生後2か月ごろまで見られる赤ちゃんの意思ではない生理的な笑い。
・社会的微笑
新生児微笑の時期が過ぎた後~4か月ごろまでに見られる赤ちゃんの意思で外の刺激に反応する笑い。
・選択的微笑
生後6か月ごろから見られる人見知りと共に起きる親しみがある人へ微笑する笑い。
このように、笑いのコミュニケーションの変化を見守りながら、赤ちゃんが日に日に変化するのを感じ見守っていくことが大切です。
赤ちゃんと一緒に笑う方法もご紹介しました。
・体を触って笑わせる
・絵本で笑わせる
・お風呂で遊びながら笑わせる
・ペットと遊ぶ
・兄弟と遊ぶ
以上です。
赤ちゃんが、ケラケラ笑うのをみて「なんて楽しそうに笑うんだろう。」とつられて笑うことがありますが一緒に笑う相乗効果はすごいパワーを感じますね。
昔から、笑いはいい効果がたくさんあると言われてきましたが、
Laughter is the best medicine!
(笑いは最高の薬だ!)
は、まさに本当だと実感します。
「よく笑う赤ちゃんは賢いって本当?」の記事を通して、たくさんの人が明るく元気になってもらえればうれしいです。
ありがとうございました。
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